2023年9月1日(金)
甲府市の恩賜林記念館で開催された地球温暖化防止活動推進員の委嘱式に参加し、委嘱状を受領し研修会も受けて来ました。
温暖化の影響で、シベリヤやアラスカの永久凍土が溶けはじめ、永久凍土の下から「4万年前の線虫」が湧き出て来たこと。二酸化炭素の30倍も温室効果があるメタンガスも湧き出して来ているといいます。
温暖化に伴う「気候変動」は、世界各地で大規模な山火事を引き起こし、台風、大雨、洪水、竜巻、猛暑などが繰り返されています。農作物や海産物の被害もありますが、熱中症の増加も著しく、これは災害扱いだとされています。来年はもっと酷くなる等、将来の不安についても報道されています。このような一連の報道等については、皆様もご承知であると思います。
また、国連事務総長は「温暖化」は人間が原因である」とし、国立環境研究所は、既に地球は「温暖化」から「高温化に入っている。人の体温でいえば38.0℃と同じだと言っています。地球の平均気温(産業革命以来)を2.0℃以内に抑えないと人が地球に住めなくなると警鐘を鳴らしています。そのためには、人間が今までの「より便利に、より贅沢に等」エネルギーを余分に使い続けている生活を“グレート・リセット”(企業や個人の生活スタイルを根本から考え直す)する時期に来ています。
今までの生活スタイルを大胆に変える時であり、取り組みの強化が求められていると思います。既に待ったなしの状態であると、世界中の科学者が訴えています。皆さん、今こそ温室効果ガス削減、森林保護、ノーミート、食品ロス等の対策など自分に出来る事を率先して行いましょう。
会場は甲府駅前の恩賜林記念館でした。今年度の温暖化防止活動推進員は県全体で106名とのことでしたが、県内各市町村から大勢の方が出席していました。県庁の温暖化対策の担当部長から代表の方に委嘱状が手渡されました。
任期は2年です。誠心誠意「地球温暖化防止活動対策の推進」に専念いたします。皆さんと共に力を合わせ、この地球温暖化の問題を解決し、住みよい地球を子供や孫の世代へ残したいと思います。
委嘱式のあとで行われた研修会は、県エネルギー課の職員の説明とグループ別研修を行い、その後活動発表会がありました。上野原からは今回15名が委嘱されましたが、研修には3名が出席し積極的に発言していました。
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