2024年2月29日（木）
上野原市議会定例会が開催され、山口 薫が議長選挙へ立候補し当選させて頂きました。
大任を仰せつかり身に余る光栄と感激致しますとともに、責任の重さを痛感しています。
当市には、人口減少・防災・公共交通・道路・医療・福祉・子育て・教育等、早期に取り組むべき重要課題が山積しています。
とりわけ防災対策は、昨年県の地震被害想定が公表され、扇山断層、相模トラフ、首都直下の各地震の場合、当市は震度5強以上で、多数の被害予想が発表されています。また、富士山噴火に伴う溶岩流は、約7日で上野原市へ到達し、巌、島田、鶴川、新田倉地区等約2千人の避難が必要と云われています。
また、桂川流域の洪水浸水想定区域の指定は、現在の住宅地が0.5～3ｍ冠水する可能性があるとされ、水害対策計画の策定が急がれています。更には、気候変動に伴う「線状降水帯」の発生による豪雨や、能登半島地震の事例で見られる地震による山間地区の孤立集落の発生危険など、極めて憂慮される所であります。早急に「地域防災計画」を見直し、市民の命や財産を災害から守る対策を講じて行かなりません。
市民の代表としての議会は、その役割を発揮し執行機関との真摯な議論により、諸課題に対し有効な政策を提言し、スピード感を持った政策推進の監視をして行かなければなりません。そのためには、私たち議員も今まで以上に資質向上に努め、アイデアを出し合い、フットワークとチームワークを持って、更に住みよい上野原を、『次世代に誇れるまち』を創って行きたいと思います。
市民の皆様の負託に応えるべく、全身全霊で任務を全うする決意であります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
上野原市議会 議長机と席札
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